代田陶芸教室のブログ。

〜60歳以上の世田谷区民の方が学べる陶芸教室です〜

硬くなった土の再生方法。

教室では材料費として集めさせて頂いている土代には釉薬焼成費が含まれています。

今後カリキュラムに「混合土作品」という課題があるかと思いますので

この機会に今まで余って家に持って帰って溜まった土を使っていただけたらと

思っております。(混合土をお持ちでない方は教室で700円/1kgで販売いたします)

 

「もう何の土かわからない」「カチカチでどうしたらいいかわからない」

ということもあるかと思いますので、再生の方法を書いてみたいと思います。

 

現在代田陶芸教室で扱っている土は、赤津貫入土(半磁土)、備前、志野土、越前

五斗蒔黄土、赤k、ご飯鍋土、白御影、黒御影、古信楽などですが

赤津貫入土備前は収縮率の問題や土味が良いのでなるべく混ぜないで

単体で再生していただきたい土です。(少量の場合は他の土とよく混ぜて使用は可です。)

その他は赤土、白土混ぜてOKです。

 

再生は乾燥した土の方がスムーズですので、練れるほどは柔らかくなく、硬いけど

カチカチで無い土の場合はビニールから出して乾燥させておいてください。

大きな塊は金槌などで割ります。(ご家庭ではビニール袋に入れて叩いてください。)

 

ビニール袋やボウルに水を入れて放置して土を柔らかくしておきます。

(塊が大きければ浸す時間を長く取るようにしてください。)

全体に水が回り柔らかくなったら晒しにあけて水分を吸わせます。

このくらいの量でしたら1日程度で水分が抜けて練れる状態になります。

またはケイカル板等に吸わせても良いです。

練って再生完了です。再び硬くならないようにビニール袋に入れておいてください。

再生には時間がかかりますので、カリキュラムを見てタイミングをはかってくださいね。

どうしても家ではできない、という方は講師にご相談くださいませ〜👋