代田陶芸教室のブログ。

〜60歳以上の世田谷区民の方が学べる陶芸教室です〜

作品の楽しみ方それぞれ✨その3

昨日の台風はかなり大きくて最終的には最初の予報よりも

雨も風も激しかったと感じました。

代田陶芸教室も休校となりましたが、皆様の地域では

被害は出ていなでしょうか?

✳︎         ✳︎        ✳︎        ✳︎        ✳︎

ご自宅で使ってらっしゃる作品を、ブログで

ご紹介させてくださいとお願いしております。

(宛先:daitatougei@outlook.jp

本日はお二人の作品をご紹介させていただきます。

 

こちらは代田で額縁を制作され、ご自宅で奥様の七宝と合わせ

飾られているそうです。

f:id:daitanekoneko3:20211002133703j:plain

先日の講評ではこちらの2点の額縁を見せていただきました。

f:id:daitanekoneko3:20211002133818j:plain

f:id:daitanekoneko3:20211002133734j:plain

物語の場面を7点で構成されているそうです。

素晴らしい腕前の七宝の作品が中に入り、お互いが引き立てあって

より完成度が高くなった力強いひとつの作品になっていますね。

 

 

『おやゆび姫』

f:id:daitanekoneko3:20211002133924j:plain

f:id:daitanekoneko3:20211002133940j:plain

f:id:daitanekoneko3:20211002133828j:plain

f:id:daitanekoneko3:20211002133949j:plain

f:id:daitanekoneko3:20211002134006j:plain

f:id:daitanekoneko3:20211002133748j:plain

f:id:daitanekoneko3:20211002134017j:plain

七宝の雰囲気と細かい装飾のついた額縁の雰囲気がぴったりで可愛いですね〜。

ハッピーエンドのおやゆび姫、読み返してみたくなりました(^^)

 

 

もうおひとりは食器を中心に投稿してくださいました。

盆栽鉢(型おこし作品)

釉薬はるり釉と白萩。ご自宅のお庭で発芽したもみじを飾られ

これから紅葉するか楽しみにしているそうです。バランスも素敵ですね。

f:id:daitanekoneko3:20211002135032j:plain

 

片口酒柱(掻き落とし作品)

弁柄を混ぜた鼠化粧で交互に瓢箪模様を、掻き落としと筆描きで表現を変えて工夫されています。これはお酒の味も格別になり、ついつい進んでしまいますね。

f:id:daitanekoneko3:20211002135510j:plain

 

角皿(練り込み作品)

青の顔料を練り込んだ土と白の土を交互に重ねて模様を作りスライスします。

練り込み作品は亀裂が入りやすく苦戦した方も多かったのですが

綺麗に焼き上がっています。

f:id:daitanekoneko3:20211002140218j:plain

 

角皿(練り込み象嵌

こちらは練り込みで模様を作った土の塊を金太郎飴のように

スライスしてベースの板皿に貼り付けて模様にするという課題です。

持ち手も練り込み模様になっていてにくいですね。

f:id:daitanekoneko3:20211002140419j:plain

 

小皿・箸置き(釉彩作品)と湯呑茶碗(染付作品)

今年はとても綺麗に中秋の名月が見れましたね。

ご自分でお作りになられたお皿とお湯飲みで楽しむお月見。

豊かな時間が感じられます。

f:id:daitanekoneko3:20211002141159j:plain

 

その他にもたくさんのお写真をご投稿くださいました。

楽しんでお使いいただいている様子が伝わります。

f:id:daitanekoneko3:20211002141736j:plain

f:id:daitanekoneko3:20211002141757j:plain

f:id:daitanekoneko3:20211002141813j:plain

f:id:daitanekoneko3:20211002141826j:plain

f:id:daitanekoneko3:20211002141839j:plain

f:id:daitanekoneko3:20211002141854p:plain

お料理を乗せると器の表情もガラリと変わりますね。

自然と制作の話も始まり、食卓での会話が弾んだのではないでしょうか?

次のアイディアが浮かぶよい時間となったのでは、と思います。

 

おふたかたには貴重で素敵なお写真をどうもありがとうございました。

こちらのブログでは随時作品のお写真を募集しております。

自宅でこのように使っているよ!いうお写真がありましたら

是非是非お送りくださいませ。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

秋ですね〜。

9月になって急に気温が下がりました。
過ごしやすいのは助かりますが
気温の変化に体が追いつかず体調を崩す方も
おられるかと思います。
着るものや布団の調節をして今月も元気にいきましょう(^0^)

秋といえば食欲の秋!芸術の秋!
今月は藤井先生のグループ展が開催されます。
 
f:id:daitanekoneko3:20210901182009j:plain

f:id:daitanekoneko3:20210902123648j:plain

案内状の藤井先生の作品は鮮やかで目を惹きますね。
会場は銀座のギャラリー田中さんです。

コロナ禍ですので
色々とご無理なくお過ごしくださいませ。

本科/ぐいのみ・湯のみ・葉型皿・片口

本科、2回目の焼き上りです。

前回の授業は1日かけての施釉(せゆう)でした。

午前中は前回のやり方を復習です。

ぐいのみ3個と片口2個を単色でかけます。

f:id:daitanekoneko3:20210729195701j:plain

お酒を呑んだり珍味や薬味を入れたりしてもいいですね。

f:id:daitanekoneko3:20210729195729j:plain

イメージ通りに出来上がったでしょうか?

5つの作品をそれぞれ何色にするか悩むところです。

 

午後は湯のみと葉型皿。

f:id:daitanekoneko3:20210729195750j:plain

f:id:daitanekoneko3:20210729195807j:plain

押し当てた葉脈が綺麗に出ていますね、何をのせましょうか!?

好きな色を単色がけしたあとに、筆で別の釉薬を垂らす技法を体験しました。

筆を素早く狙ったところに運ぶのは慣れないと難しいものです。

使った釉薬は5つだけでしたが、組み合わせで個性的な作品になりました!

横須賀市・立石公園、秋谷海岸。

梅雨があけ一気に暑くなりましたね。

マスクをしていると呼吸が浅くなってボーッと

してしまう事があります。

意識して深呼吸するのもおすすめです。

 

さて、今回のブログは陶芸とは関係なくて

すみません。

暑いので海の写真でもと。

 

こちらは横須賀市の立石公園です。

広重が「相州三浦秋屋の里」を描いた事でも有名です。

f:id:daitanekoneko3:20210720142140j:plain

f:id:daitanekoneko3:20210720142203j:plain


富士山がきれいに見えるこの場所では

夕日が山頂に沈むダイヤモンド富士の時期に沢山のカメラマンが訪れます。

 

とはいえ雲で覆われたり、住んでいても

ジャストタイミングで見ることはなかなかできません。

 

季節の花もきれいです。

こちらはアロエの花が咲く頃。

f:id:daitanekoneko3:20210720142251j:plain

 

逗子駅からバスでも行けますし(駅から30分程の『立石』バス停下車。)

60台以上停められる無料駐車場もあるので、コロナが落ち着いたら

遊びにいらしてはいかがでしょうか?

 

続く秋谷海岸も穏やかでのんびりするのに良いところです。

f:id:daitanekoneko3:20210720144024j:plain

 

f:id:daitanekoneko3:20210720142545j:plain

f:id:daitanekoneko3:20210720142527j:plain

作品の楽しみ方それぞれ✨その2

梅雨が明けて一気に暑くなりましたね。

セミの声もさらに大きく聞こえてくるようです。

制作に集中すると時間を忘れて没頭しがちです。

室内でも水分補給を忘れずに、休憩を取りながら

無理せずお過ごしくださいませ。

 

さて当ブログでは『自宅で作品をこのように使っています』

というお写真を常時募集しております。

それではご紹介いたしますね!

 

タタラを用いた板づくりの梅型皿です。

釉薬はソバ釉でしょうか。

黒いお皿に野菜が映えてきれいですね。

f:id:daitanekoneko3:20210718163502j:plain

美味しそう!レシピも載せたいですね。

 

それでは皆様

お写真が撮れましたら

または秘蔵写真がございましたら

daitatougei@outlook.jpまでどしどし御応募くださいませ〜

(よろしければレシピもお願いしま〜す ^0^)

教室ロビーの展示を入れ替えました!

春の緊急事態宣言の影響で、まだ作品は少なめですが

8月ごろにはもう少し増える予定です。

力作ぞろいですので、是非ご覧ください。

<展示入替担当より>

f:id:daitanekoneko3:20210716234427j:plain

ケースに入った作品は良い緊張感をまといますね✨

 

花器!花器!!✨

作日は久しぶりにスッキリとした青空が見れましたね。

たくさん雨を浴びた植物たちが生き生きとしていました。

 

自由制作で花器を作られる方も多いですが

ご自分で制作した花器に花を飾るのもまた楽しいものですね。

 

「こうして使っています!」など、作品の写真を随時大募集しています。

(daitatougei@outlook.jpまでどしどし御応募くださいませ)

 

それでは花器の写真をたくさん送っていただきましたのでご紹介いたします!

f:id:daitanekoneko3:20210710212250j:plain

個性的!貼り付けた模様の凹凸に青磁釉が溜まって濃淡がキレイです。

バラとの色合いも美しいですね✨

 

f:id:daitanekoneko3:20210710212312j:plain

立派なブルーの紫陽花を引き締める黒い花器。

 

f:id:daitanekoneko3:20210710212333j:plain

お皿のかたちの花器。見えないですが鼠志野作品で模様も凝っているのです。

 

f:id:daitanekoneko3:20210710212357j:plain

弁柄のアクセントが効いた花器。形もユニークです。

風化志野釉は濃さが難しいですがバランスよく乗っていますね。

 

f:id:daitanekoneko3:20210710212417j:plain

紙をくるくるっと巻いたような形です。

釉の濃淡で生地の透けかたに違いが出ていて優しい色合いに仕上がっていますね。

 

f:id:daitanekoneko3:20210710212431j:plain

撥水剤やマスキングテープを使って釉薬を抜き模様にしています。

吊るす飾りかたも作品と合っていてとても素敵ですね!

 

焼き上がって見たときと花を飾って見たときと印象が違うかもしれませんね。

時間を置いて見てみるとまた違ったアイディアが浮かぶかもしれません。

作品はその時のご自身を反映しているように思います。

数年後に振り返ってみるとまた興味深いのではないでしょうか?