先日、染付(基礎)の講習会がありました。
骨描き・濃(だみ)・和紙染・墨弾き等、呉須を使った絵付けの技法を学びました。
濃は最初は濃淡や均一に塗るのが難しいのですがそこは慣れていくしかありません。
練習あるのみ💪です。
みなさん真剣に、お昼時間も忘れて作業を進めてらっしゃいました。
呉須ははみ出しても、消しゴムで消したり針やカッターの刃で削って消せます。
何度も練習して午後にはコツを掴んでおられました。
黙々と濃の練習。最初はなかなか均一に塗れないのですが、塗り絵と同じ様に
リズミカルなムラは焼き上がった時に綺麗な模様になったりします。
課題の図案はあれど、みなさん技法を駆使して自由にアレンジした構成となり
焼き上がりが本当に楽しみです。
和紙染で表現した海の生き物達。それぞれ良い表情をしています👍
分割線を描き、その中に濃をして模様を描き入れていきます。
焼き上がって使うたび、この濃は苦労したとか、上手くいったとか、この模様は
決まったなぁ😊等、制作時の事を思い出していただけると嬉しいですね。
講習会では用意された図案の他に、お好きな図案をお持ちになって
自由に絵付けしていただいても結構です。
絵心炸裂されてますね!お上手〜👏
丁寧な仕事ですね〜。
針や練り消しゴム、綿棒で白抜きする事も上手に組み合わせてらっしゃいます✨
濃は大きな面積は難易度が上がりますが、和紙を使って上手に塗り分けされています。
模様も面白く配置されて個性が出ていて素敵です😃
素焼き片でたくさん練習をして本番に臨みます。
たくさん緊張されたかと思いますが、その分愛着のわく1枚になっていただけると
いいなと思っております。
北欧の絵皿のような可愛らしい1枚。完成までに図案の工夫もありました🏁
お時間のある方は釉がけもされました。
石灰透明釉を釉バサミを使ってさっと均一にかける練習になりましたね。
これから高台を拭き、釉垂れを修正して還元の窯で焚きます。
焼き上がりましたら各クラスの授業の際に返却させていただきます。
どんな焼き上がりになるか楽しみにお待ちくださいね。
<追記>
焼き上がりました!
呉須の濃淡がとっても美しいです✨一堂に並べると圧巻!
授業の際にお返しいたしますね。お楽しみになさってください☺️