今年の夏は大変な猛暑でしたが、朝晩肌寒いくらいの日も出てきましたね。
虫の声も大きくなってきました。
もう10月です、美しいものを鑑賞したり、美味しいものを食べたり、
芸術、食欲の秋を存分に楽しみましょう!
今回は芸術の秋という事で、大変美しい鉢と薔薇のコラボレーションを
ご紹介致します。
課題ごとに異なった土や技法で植木鉢を作り続けておられる方がいらっしゃいます。
お伺いしたところ、ご主人様がミニバラを仕立てる為の植木鉢を製作していると
教えてくださいました。
そこで是非是非お写真を送ってくださいとお願いをしましたところ
素晴らしい写真の数々が届きましたのでご紹介させていただきます!
鉢と花のバランス、幹の出方など計算し尽くされているのでしょうね〜。
鉢の中に一つの世界が出来上がっている様です。
盆栽とは奥が深いですね😲
染付の青と花のピンクの対比が清々しく良いですね。
可憐な黄色いミニバラを重厚な備前が受け止めていて物語を感じます。
乳白とチタンマット、しのぎの鉢がリズム的で、生命力を感じる朱のミニバラが
生き生きと躍っているようです。
この様にまとまってたくさんの花が咲くまでには2、3年かかるとか。
冬にイノバラの台木に気に入った品種のミニバラを継ぐと
5〜6月頃に初めての花が咲くそうです。
いよいよ秋に盆栽鉢に苗を植え替え、毎年夏と冬に剪定し
冬に土替えをして形が整うように育てていくのだそうです。
時間と手間とたっぷりの愛情をかけて植物を育て、それと共に鉢が馴染んで
味わい深くなっていく様はかけがえのないものですね。
素敵なお写真をご投稿いただきましてありがとうございました😊